独立失敗・成功談

これから独立する人のために、私が独立前~独立後に失敗したことを中心に書いていきます。

sedoでドメイン買いました

会社名をシンプルにし過ぎたせいで、
ドメインは何か工夫をしなければ取得できない状況でした。
 
うんうん悩んでいながら、ふと希望のドメインをブラウザに入力してアクセスしてみると
 
「このドメインは売り出し中です」
 
との表示が。。
 
クリックするとsedoというドメイン売買サイトにたどり着きました。
 
どうやらドメイン売買のオークションサイトらしい。
運営はドイツの会社がやっているらしい。
 
で、希望のドメインの価格をみると
 
「Make Offer」
 
ということで、相場がわからなかったため、とりあえず100ドルで入札してみました。
ただ、ドメイン情報の詳細をみると2007年ぐらいから取得しているようなので、
管理費だけで元が取れないなと思い直し、500ドルで再入札しました。
 
そうするとまもなく、
 
「The seller of ●●.jp has made you a counter offer!」
 
とメールがきて、リンクをクリックして開いてみるとなんと、、
 
6,000ドル
 
 
 
 
さすがにないなと思いましたが、
交渉の末、購入することになりました。
 
支払いはクレジットカードかペイパルを選べます。
AMEXは使えません。ペイパル経由であれば使えますが、1000ドルが上限です。
 
 
英語はまったくできませんが、
Chromeの日本語翻訳を駆使してなんとか支払い完了まではいけました。
何かあったら日本人スタッフのサポートも受けられるようなので安心ですね。
 
 
これから、Auth-Code(ドメイン認証キー)を発行してもらってドメイン移管を進めていきます。
 
2016/3/11追記
サイトに表記がある下記電話番号はつながりませんでした。
TEL: (+49) 221 / 340 30 – 241
 
また、サポート(メール)に日本語で問い合わせたところ、日本語のサポートは現在できないということでした。

脱サラして起業する前に知っておきたい3つのこと(お金周り)

脱サラして起業するってとても勇気がいりますよね。
勇気がいる理由は、特にお金周りだと思います。
設立にどれくらい費用がかかるのか、その後の費用はサラリーマンとどう違うのか、
ざっくりと脱サラするリスクを把握していただければと思います。
 
 
1、おおよその設立費用はこれくらい
 
株式会社の場合、非常にざっくりいうと20~25万円ぐらいになります。
自分で設立すると安くなるという記事もたくさんありますが、
税理士に顧問契約前提でお願いすれば、自分で設立するのと同じぐらいの金額でぜんぶやってくれます。
 
設立後に税理士を雇う予定の方は、設立から面倒を見てもらうのがベストだと思います。
 
 
2、年金、保険は2倍に
 
これ、ややこしいので整理しておくと、
 
サラリーマン→独立 すると下記のように名称が変わります。
 
厚生年金→国民年金
健康保険→国民健康保険or健康保険任意継続(2年間限定)
 
私の場合はサラリーマン時代の年収がだいたい800万円ぐらいで、
厚生年金、健康保険のが4万円/月程度でした。
しかしこれは会社が折半してくれた後の金額なので実際は8万円/月程度発生していました。
 
簡単に言うと、独立後は、8万円/月を全額自分で払わなければなりません。
 
私の場合は国民年金、健康保険任意継続で試算したところ、
ほぼ同額の8万円/月になりましたので、社会保険は2倍程度になります。
 
 
3、オフィス費用、サイト制作費用、ドメイン費用など
 
私の場合は自宅兼オフィスにしたため費用ゼロです。
サイト制作も色々やり方はありますが、外注したら安くて20万円程度です。
ドメイン取得費用、サーバー費用など含めて10万円あれば十分でしょう。
 
 
 
ということで、ざっくり合計するとまあ50万円程度は、初期費用として必要ということですね。
1円でできるとか、安く抑える方法とかいろいろありますが、
ある程度まともな会社を設立しようとする場合はこれぐらいを覚悟しておく方が良いでしょう。
 
 
 
ちなみに、独立後に再就職手当をもらう方法もありますが、あまりおすすめしません。
 
・退職後、最低7日間の待機期間が必要
→その間は独立準備できない
 
ハローワークに最低5回行って、面倒な手続きをしなければならない
→これから独立して飛躍していこうという時に、負のオーラを受けたくない
 
・せいぜい30~50万円ぐらいしかもらえない
→退職前にできることを進めて、早くに30万円以上もらえるよう動いた方が健全

法人用の印鑑

定款作成を進めるにあたって、必要になってくるのが法人用の印鑑です。
 
ちらっとハンコ専門のサイトを見てみると、
材質だったり本数だったりで価格がピンキリです。
 
基本は3本セット(実印、銀行印、角印)ですが、
1人会社の場合は銀行印を実印で代用して2本セットにすることも多いみたいです。
 
あとは材質ですね。
初めはこだわりがない人がほとんどだと思いますが、
見ていくと高いものを買った方が良いような気がどんどんしてきます。
 
購入検討したサイトは下記です。
 
ハンコヤドットコム
 
印鑑の匠ドットコム
 
私はどちらかということ合理主義なので、
一番安い材質の「柘」を、安い方のサイト(印鑑の匠ドットコム )で購入しました。
 
会社がうまくいきだしたら高いハンコを買おうと思ってます。
(と、言いつつたぶんこのままずっといくのだろうな。)

クラウドソーシングでロゴ作成依頼

経営理念を決めたら、WEBサイトや営業ツール(名刺など)の作成を進めていきたいです。
特にWEBサイトは 「営業なんてしなくても仕事あるよ」という方も侮ってはいけません。
銀行口座の開設や事務所契約の際などに、実はけっこう重要になってくるみたいです。
 
ということでWEBサイトや営業ツールに欠かせない
「ロゴ」の作成を進めましょう!
 
デザインに精通している方であれば、
自分でロゴを作ってしまうという手もありますが、
私の場合はデザインが一番弱いスキルだったので、できれば外注したいと思いました。
 
しかし知り合いにデザイナーは多くない、
そして知り合いのデザイナーに頼むと細かなオーダーを出しづらい、、
ということで、クラウドソーシングを活用することにしました。
 
クラウドソーシングに出会ったきっかけはコレ

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2万円で70提案!?これは採用にならなかったとしても提案を見てみたい。
ということで、クラウドソーシングの大手2社
 
クラウドワークス
・ランサーズ
 
どちらを使おうか検討しました。
 
ド競合の2社だけあって、サイトのデザインや入力フォームもかなり似ています。
途中まで入力進めながら検討していくと、微妙に違いがあってどちらにするか選べると思います。
 
私の場合は非公開オプションを入れた時の価格がクラウドワークスの方が若干安かったのですが、
提案保証人数が
 
クラウドワークス:5人
ランサーズ:15人
 
ということで、ランサーズを選びました。
結果的に15人以上の提案がきましたので満足です。

経営理念の決め方

会社名やドメインが決まったら、会社のビジョンや行動指針など、いわゆる経営理念を決めていきます。
 
経営理念については様々な考え方があり、
 
・どのような分類で決めていくべきか
・どこまで根っこの考え方まで明記するか
 
非常に悩みました。
 
私の場合はWEBに関連する企業なのですが、
もっとも根っこである「ミッション」にWEBやデジタルに関連する内容を盛り込むかどうか悩みました。
最近のスタートアップ系の会社は、会社名で事業内容がわかることが多いくらいなので、
経営理念にも事業内容と関連する内容が書かれていることが多かったです。
 
分類については、
 
・ミッション(社会に対してこうしたい)
・ビジョン(組織としてこうなりたい)
・バリュー(行動指針)
 
としました。
ミッションとかビジョンとかバリューも、会社によって使われ方が微妙に異なるため、
()書きでわかりやすく記載することにしました。
ちなみに、ミッション、ビジョン、バリューの3つにしている会社は多いようです。
 
決めていく過程の中で様々な会社の経営理念を拝見しましたが、
感想としては「みんなけっこう適当」ということです。
特に起業したての中小企業なんかはほとんど適当です。
20人以上の中小企業でもけっこう適当、というかWEBサイトには何も書かれていなかったりします。
 
だからこそ、私の場合ははじめにしっかり考えておこうと思いました。

ドメインの決め方

前回のエントリーでは、会社名の決め方について書きました。
 
会社名を決めたら次はドメインです。
いや、会社名を決める時に、希望のドメインが空いているか確認しながら進めた方が良いです。
 
私の場合は非常にシンプルな会社名にしてしまったため、ドメインの取得に苦労しました。
 
希望通りのドメインが取れない場合、
下記のような工夫で取得するのが良いでしょう。
 
▼工夫の仕方
 
・- で分割してみる
例)domain.co.jpで取得したい場合、d-omain.co.jp だったら空いていたりします。
 
・-corp や -inc をつける
→どちらも株式会社を表す語句なので、会社名のドメインとしては適していますね。
 
・日本語読みにしてみる
例)domain.co.jpで取得したい場合、domein.co.jp
 
・最後に数字を入れる
例)domain.co.jpで取得したい場合、domain9.co.jp
 
・文字を重ねる
例)domain.co.jpで取得したい場合、ddmain.co.jp
 
・数字を混ぜる
例)
bengo4.com
2ch.net
1101.com
→代表が糸井さんなので
 
 
という感じです。
 
できれば、-の分割などで自然な見え方にしたいものですね。
ドメインが取得できないからといって、会社名を長くしたり気に入った会社名を断念したりするのはもったいない気がします。
がんばってドメインを工夫してみましょう!

会社名の決め方まとめ

会社名、悩みますよね。
これから長年付き合うことになるであろうものなので、
時間をかけて考えていくべきだと思います。
 
しかし悩み出すとキリがなくなるので、どこかで決めてしまうしかありません。
 
会社名の決め方は下記のようなアプローチが考えられます。
 
▼ベースになる言葉
 
・自分の名前
・尊敬する人の名前
・会社の理念
・好きな言葉
・大切にしたい考え方、ポリシー
 
▼加工の仕方
 
アナグラムにする
・言語を変える(日本語・英語・その他)
・頭文字だけ取り出す(IBM的な)
 
アナグラム作成はこちらが便利です。
 
 
まずはベースになる言葉を決めて、それを加工する流れですね。
 
加工した後に考えないと行けないことは、
呼びやすいか、見た目はどうか、長すぎないか(領収書お願いする時や書類作成のときに面倒です)といった点です。
 
私は結局好きな言葉の英語にしました。
同一の会社名が多かったため、ドメインでまた悩みましたが。。
ドメインについては改めて書きたいと思います。